Windows 11へアップグレードした後、10日以内でもWindows 10に戻せないケースはいくつか存在します。以下に代表的な例をまとめました。

1. Windows.oldフォルダが削除されている
• Windows 10に戻すには、Windows.oldフォルダが必要です。
• ディスククリーンアップやストレージ不足によって自動削除されることがあります。
2. クリーンインストールでアップグレードした場合
• インストールメディアなどで「個人ファイルを保持しない」選択をした場合は、戻す機能が使えません。
• この場合は「アップグレード」ではなく「新規インストール」扱いになります。
3. システムファイルの破損や更新の不具合
• アップグレード後に何らかのトラブルが発生し、「以前のバージョンに戻す」オプションがグレーアウトしてしまうことがあります。
4. ディスク容量不足でWindows.oldが作成されなかった
• アップグレード時に十分な空き容量がないと、Windows.oldが作成されないことがあります
• 特にSSD搭載PCで容量が128GB以下の場合は注意が必要
戻せない場合の対処法
• Windows 10のクリーンインストールを行う(ただしデータはすべて消えるのでバックアップ必須)
• Microsoft公式のWindows 10ダウンロードページからツールを使って再インストール可能です
つまり、「10日以内なら絶対戻せる」とは限らず、Windows.oldフォルダの存在とインストール方法がカギになります