Windows 10のESU(拡張セキュリティ更新プログラム)に登録するには、Microsoftアカウントが必須です。これは、2025年10月のサポート終了後もセキュリティ更新を受け取るための条件として、Microsoftが公式に定めています。
ESU登録に必要な条件(2025年以降)
以下の4つが揃っている必要があります:
1. MicrosoftアカウントでPCにサインインしていること → ローカルアカウントでは登録できません
2. Windows 10のバージョンが「22H2」であること
3. OneDriveにサインインしていること → Windowsバックアップ機能と連携するため
4. Windowsバックアップが有効化されていること
※Microsoft Rewardsの1,000ポイントを使って登録する方法もありますが、その場合は条件が一部緩和されます
子供アカウントでは登録不可
• Microsoftアカウントの年齢設定が13歳未満などの「子供アカウント」になっていると、ESU登録がブロックされることがあります
• この場合は、成人のMicrosoftアカウントでサインインし直すか、新規作成する必要があります
補足:Microsoftアカウントを持っていない場合
• 登録前にアカウントを作成して、PCのアカウントをローカルからMicrosoftアカウントに切り替える必要があります
• 切り替えは「設定」→「アカウント」→「ユーザー情報」から簡単に行えます
つまり、ESU登録はMicrosoftアカウントがなければ始められないということです。