Windows 10を処分する際には、基本的に個人情報やアカウントに紐づくデータはすべて削除するのが安全ですが、逆に「残っていてもあまり問題にならないもの」もあります。以下にいくつか挙げてみます。

残っていても比較的影響が少ないもの
• Windowsのシステムファイルや標準アプリ
例:メモ帳、電卓、ペイントなど。個人情報は含まれていません。
• 空のフォルダーや一時ファイル
ただし、一時ファイルにキャッシュが残っている場合は削除推奨。
• インストール済みの一般的なソフトウェア(個人設定なし)
例:Adobe Reader、Zoomなどのアプリ本体。ログイン情報が残っていなければ問題なし。
• 壁紙やテーマなどの外観設定
個人の好みは反映されますが、情報漏洩にはつながりません。
• ドライバーやハードウェア設定
次のユーザーが使う際に便利な場合もあります。
注意が必要なもの(削除推奨)
ユーザーアカウント(特にMicrosoftアカウント)
• ドキュメント、写真、動画、音楽などの個人ファイル
• ブラウザーの履歴、Cookie、保存されたパスワード
• メールソフトの設定や受信データ
• クラウド同期の設定(OneDriveなど)