Windows 11 のパソコンへ最初から Office が搭載されている「プレインストール型オフィス」は、いくつかのデメリットがあります。
1.ライセンスの利用に制限がある
PCにプリインストールされているOfficeは、「デジタルライセンス」や「デジタルアタッチ」などと呼ばれ、そのパソコン専用のライセンスです。
つまり、将来また新しいパソコンに買い替えた時に、今のPCにインストールされているOfficeを移行することはできません。
数年以内にパソコンを買い替える可能性がある場合は、改めてOfficeのライセンスを購入する必要があります。結果的に、長期的に見ると割高になる可能性があります。
2.最新のOfficeではない場合がある
プリインストールされるOfficeのバージョンは、パソコンの販売時期やメーカーの意向によるため、古いオフィスがプリインストールされている場合があります。OfficeがプリインストールされたPCを購入する場合は、最新版の Office 2024 を選択しましょう。
また、Home & Business や Home など種類も限定されていることがあり、目的に合ったエディションを選べない可能性もあります。
3.不要なアプリが含まれている場合がある
PCメーカーによっては、Office以外にも体験版や独自のユーティリティなど使わない可能性の高いソフトがプリインストールされていることがあります。これらのアプリは、PCの容量を圧迫したり動作が遅くなる要因となりえます。
4.サポート窓口が煩雑
プリインストール版Officeのサポートが必要になった際、パソコンメーカーとMicrosoftのどちらに問い合わせるべきか? サポートの窓口が一本化されていないため、解決に時間がかかる場合があります。