1・電源を切る
Androidスマホが水没した可能性があるときは、できるだけ早く電源をオフにしましょう。水没したスマホを使い続けると、内部の基板がショートし、故障する可能性があるためです。Androidスマホの多くの機種では、本体の「電源ボタン」を長押しすると、ディスプレイ上に電源メニューが表示されますので、「電源を切る」をタップします。
2・本体の水分を拭き取る
次に、スマホに付いた水分を拭き取ります。
糸くずが出ない柔らかい布(レンズクロスなど)で、スマホ本体を隅々まで丁寧に拭きましょう。イヤホンジャックやUSBコネクタは、綿棒や小さく丸めたティッシュなどで優しく拭き取ります。
3・すべてのパーツを取り外す
本体の水分を拭き取ったあと、SIMトレーやSDカードスロットなど、着脱可能なパーツをすべて取り外します。
SIMカードやSDカードが濡れたままだと、金属部分が腐食して使えなくなる恐れがあるため、抜き取ったカードも拭き取りましょう。もし、バッテリーの取り外しが可能な機種の場合は、外して内部も拭き取ります。
4・乾燥させる
内部に侵入した水分を取り除くために、風通しの良い場所で自然乾燥させます。できれば2、3日乾燥させたあと、電源をオンにして動作を確認してみましょう。早く乾燥させたい場合には、乾燥剤と一緒に密閉された容器に入れておく方法も有効です。
5・防水性能を確認する
近年のAndroidスマホには、防水性能を備えた機種も多くあります。防水対応の機種なら、水がかかってしまったり、一時的に水に浸かってしまっても過度に心配する必要はありません。Androidスマホの防水性能は、メーカーやキャリアの製品ページでスペックや仕様を確認しましょう。
