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パソコンの転倒防止対策(2)

1.パソコンの置き場所を考える

パソコンを高い場所に置いている場合、当然ながら落下による故障の確率は高くなります。落下のダメージを最小限にするためには、パソコンを低い位置に設置するのがおすすめです。

ディスプレイを机の上に、PCケースを足元に設置するようなレイアウトは、スタンダードな置き方の1つです。ただし、パソコンが低い位置にある場合、ホコリを巻き込みやすくなるため、ホコリ吸着マットを使用するなど工夫をしましょう。

 

2.無線化でケーブルによる事故防止

ノートPCは無線でネットワークに接続するタイプが主流になっていますが、デスクトップPCではまだ無線化されていないタイプが少なくありません。LANケーブルなどPCから突き出たケーブルで転倒してしまうことがあるため、特にこだわりがない場合は無線化をおすすめします。

デスクトップPCを無線化する方法としては、マザーボードの交換やUSBのアダプタ接続が挙げられます。手軽に無線化したい場合は、USBアダプタを購入しましょう。

小さな子どもがいる家庭では、特にケーブルの無線化による恩恵は大きいはずです。上述したのはLANケーブルを無線化する方法ですが、気になる場合はキーボード、マウス、スピーカーなど無線化を徹底しても良いかもしれません。

 

3.バックアップは日常的に

どれだけ転倒対策を実施しても、転倒による故障やデータ消失の可能性は否定できません。転倒を含めた万が一の事態に備え、バックアップを頻繁にとっておくのは基本です。一度消失したデータは、パソコンを買い替えても戻ってきません。特に重要なデータは、複数のストレージにバックアップをとっておくようにしましょう。